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手打ち蕎麦 Home made soba |
辛味大根蕎麦のページが あります |
使用する道具 捏ね鉢はステンレスのボウル、駒板は手製 延し棒はホームセンターで買った単なる丸棒を 長年使ってきたが最近専用のものを買った 包丁は柄の部分を改造してある 改造の詳細はこのブログを参照 延し板というものはなくテーブルの上でやる | |
粉と水の量を正確に計ることが第一のポイント そば粉とつなぎ粉の比は7:3が作り易い 水は粉の合計の45%(重量比)を計っておく |
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いわゆる水廻しの作業でそばが決まると言うが やはりここが一番肝心なところだと思う 粉は篩う場合もそうしない場合もあるがあまり差はない そば粉とつなぎ粉を良く混ぜ合わせておいて 計った水の9割を一気に入れる 最初は両手で下から掬うようにして水を粉に含ませ 水を吸った粉が米粒状にパラパラになるようにする | |
全体が細かな粒になったところでまとめてゆく この段階で水の量を微調整する まとめたものを平らに押し潰してみて端がひび割れる ようなら水が少ない。極く少しずつ残りの水を加える 練っている時に手にベタついてきたりステンレスの ボールが生地に付いて持ち上がるようだと水が多い 入れ過ぎると修復は難しい 平均的な水の量は43%くらいだが粉の状態によって変わる 概して新しい粉は少なく古い粉は多めになる 41%で十分だったり、47%必要な場合もあった |
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この後の練る作業は適当で良い。5-60回程度が目安 練れば練るほど良く繋がるというものでもない よく「中の空気をしっかり追い出す」と言われるが あまり気にしていない。どうせ薄く延ばせば空気は 出てゆく 全体が滑らかにまとまったらこんな形にする | |
延しも結局は薄くなれば良いので適当にやる ただし延しの段階では打ち粉は必要最低限に使って 生地に練り込まないように気をつける 角を出して四角くするとか正円にするとか形には 別にこだわらない。できたなり |
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延し棒に巻き付けての延しを3回程度繰り返せば終了 厚さもいろいろ言われるが、まあ適当で 夏は汗が、冬は洟水が生地に滴り落ちないように注意 延しが終わったところ | |
たたみ方は、私の場合はまず中央から包丁で2つに切る 切り口を合わせて2枚を重ね、後は大きさに応じて2つ または3つにたたみ、最後に全体を2つにたたむ 最後に折った折り目(この写真では右側)を必ず手前側に して切る すなわちこの写真では裏返し状態である この作業では打ち粉を十分に打つ |
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切るのも特に難しいものではない ゆっくり丁寧にやれば誰でもできる ただ注意するのは駒板に圧力をかけて押し潰さないことだ 駒板の滑りが悪い場合はよく粉を振る | |
切り終えた蕎麦は長く延ばした状態で「舟」という入れ物に 入れるのが本式だが、私の場合はこのようにバラバラに ほぐしてしまう 見かけは悪いが結局これが隣同士でくっつくことがなく良い どうせすぐ茹でるので同じことだ |
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これで蕎麦打ちは終了。後は茹でるだけだがこれもなかなか 加減が難しい 少量ずつ茹でてすぐ十分な量の水に放つ 茹で立てをざるで食べるのが一番だ 蕎麦つゆもなかなか奥が深いものらしいが、そこまでは手が 回らずにんべんの「つゆの素」で間に合わせている |
最後は「こうした方が良い」だが食べるには、 ・茹で立てをすぐに ・純米酒でも飲みながらなら最高 |